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のんびり温泉案内所

個人レベルのがんばりが観光地を救う - 4合目

第3章 強制捜査の背後にあるもの

私と気の合う人は今回の強制捜査をこんな風に評価しました。 

「直接の被害者のいないこの手の容疑で17人も多くの警察官
がやってきて、翌日から営業ができない状態にするなどと言う
ことは異常なことだ。」 
  

無料で相談した弁護士先生に捜査について聞いてみたことがあ
ります。 
「強制捜査で、逮捕できるようなものが見つからなかったとし
て、そのまま、ほっておかれることはあるのですか?」 
弁護士先生の答え 
「チンピラが何かで捕まって、警察で取り調べを受ける。そこ
で知り合いの暴力団の事務所に危ないモノがあるかもしれない
と言ったとする。そうすると確証がなくてもその暴力団の事務
所に強制捜査が入る。たとえその捜査で何も見つからなかった
としても捜査は当然のことで、捜査された側の言い分などに聞
く耳を持たない。」 

暴力団の事務所とはらぼじ観光の事務所といっしょにしないで
もらいたい。! 


共産党の無料相談で、弁護士に質問した事です。 
「緊急性のないこの手の容疑でこれだけおおがかりな捜査って、
あるのですか?」 
弁護士先生の答え 
「最近では、1級建築士の資格がないのに、1級建築士だと公
言していて、捜査が入ったと聞いている。」 

私はだれに対しても一言の嘘など言っていません。
すべてを公開しています。
隠し立てをしないことはすぐにわかることです。 

まさか、「やめた」と公言している旅行業、その旅行業法の違
反の容疑で摘発されるとは思ってもいませんでした。
私が他の何かの「犯罪」を犯していて、よく聞く「別件捜査」
とかで、他のどんな「犯罪」で捕まるのか?強制捜査の直後に
は、正直、そんな心配をあれこれしたものです。 



捜査の真の理由1=スパイ容疑 
昨年の6月に竹島(韓国名ドクト)に行って来ました。 

(中略)
旅行業法違反は別件捜査で将来、松浦は日本に不利益をもたらす
スパイで、危ないものも運んでいるかもしれない。
危ないものを見つけ出すための捜査だったのか。
最初にそんな的はずれな心配までしたものでした。 



捜査の真の理由2=脱税で捕まる 

税務署からもちょくちょくご指導の電話がきていました。
書き方の問題とか重箱の隅を突くようなことなので無視していま
した。 
本気で税務調査する代わりに警察が来たのかとも考えました。 
旅行業の資格許認可を放棄してからは特に収入については気を付
けていました。 
お客さんから直接対価をいただかないような業態に変えてから99
%の収入は契約書を取り交わした取引先からのもの。 
現金でいただくことをやめて銀行振込でいただくことに変えても
きました。警察が押収物の中の通帳を見て、たくさんの取引先か
ら毎月決まったように送金があり、直接お客さんから対価をいた
だいていないことはわかったはずです。 
通帳を見なくてもホームページにそう書いてありました。 

「対価をいただいて旅行の案内をする」という点で法に触れてい
るかどうかが裁判の争点になるとしたら、「広告代」という名目
で契約書を取り交わした取引先に限定して対価をいただくことは
旅行業をしているとは見えないはずです。 
もしも、記録から落ちている収入があって、脱税で捕まるのなら
素直に従いますが、旅行業違反で捕まったのでは、私だけではなく
観光産業全体が死んでしまいます。 



捜査の真の理由3=バクチで捕まるのか 
ヤクザとのつきあい自体で処罰される。 
そういう法律ができたようです。 
離婚をして3年になります。 
離婚をする理由を自分の中で10も20も並べましたが、そのなかで
も一番の理由は自分に守るものがあったら既得権者への抗議活動
などはできない、ということでした。 
県庁職員からの不当な圧力。 
立ち入り検査を言ってきた県庁職員の言葉として忘れられないのが、 

「社長!社員さんも家族もいるんでしょうから・・・」。 

守るべき者のために自分の主義主張を通さないで立ち入り検査を受
け入れろ、という意味なのでしょう。 

そうなんだ、守るものがあったら既得権益者に対して抗議すること
もできなくなってしまうんだ。 
あれ以来そう考えるようになりました。 
警察から圧力をかけられたまま中途半端に営業をしていたのでは私
の精神は死んでしまう。 
仕事をやめて抗議活動をするしかない。そう考えたわけです。 

(中略) 
マージャンで捕まったら容疑を認めて、そのことも「公開」していく
だけのことです。 


捜査の真の理由4=選挙違反を摘発するため 

4番目の妄想です。 
私よりも選挙運動をいっしょに活動した人の方がこの説を強調します。 
私が応援した政治家との関係を調べに入ったのではないか、という説
です。
政治資金の記録があるのないので秘書や支援者に容疑がかかるという
報道がよくありますが、押収した預金通帳の明細を調べに入ったので
はないか。 
そういう憶測です。 


(中略)
既得権者がよく使う言葉で「保守義務」というのがありますが、私は 
すべてを「公開」することで、活路を見つけていくつもりでいます。 


6/5 書き加え
裁判を5日後に控えて
供述証書A4版、700ページのコピーを読み返して、背後にあるもの
、正体が見えてきました。
裁判で言うべきかどうか。
言えるのかどうか。
他のだれに言うべきなのか。

あれこれ、考えすぎたり、少し納得したりの不思議な心境です。


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